富士見版「巨木に会いに行こう」 発刊準備

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富士見町の住民有志でつくる「巨木めぐりの会」が、町内各地の巨木と周辺の歴史などを紹介したハンドブック「巨木に会いに行こう~語り継ぎたい富士見の樹」の発刊準備を進めている。子どもから大人までが樹木を通して地域の魅力を再発見し、町外の人にも知ってもらいたいと取り組んでいる。3月の発刊を目指している。

同町では2010年まで10年間、環境省の事業で、元教諭ら植物に詳しい人たちが巨木調査を行い、約130本の調査結果をまとめた。恵まれた町の自然景観を守り、遺産として後世に残したいと09年4月からは町広報の「富士見の景観」覧で調査で明らかになった巨木や珍しい木、地域の史跡の紹介がスタート。約4年間の連載で約50カ所が掲載された。

巨木めぐりの会は、町広報での紹介にとどめず、ハンドブックを作って、現地見学などに活用してもらおうと一昨年、住民6人で発足した。

ハンドブックは携帯しやすいポケットサイズ(縦17センチ、横11センチ)にし約100ページの予定。町広報で取り上げられた中から御射山神戸の八幡社の樹齢400年を超すケヤキや一里塚のケヤキ、御射山社の高さ43メートルのウラジロモミなど20本前後を選んで紹介するほか、周辺の史跡やそのほかの木といった見どころ、地図、見学ルート、樹木の測り方なども載せる。

150冊作り、町内小中学校や町図書館、道の駅、町内にある首都圏の少年自然の家などに配布。巨木について知識を深めたり、直接触れることで身近な財産として大切に残す心を育んだり、町外の人が町の文化に触れるきっかけにしたい考え。会員は「子どもたちが巨木を通して命の大切さも知ってほしい」と話す。県の地域発元気づくり支援金を受けて取り組んでいる。

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