諏訪支部が総合4席独占 伝書鳩品評会

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総合1席のハトを手にする小松さん(左)と2席のハトを持つ青木さん

全国各地から集まったレースバトによる「第63回全国伝書鳩品評会」(1月14~15日、東京)で、下諏訪町西四王の歯科医小松孝彦さん(64)と、同町東山田の会社員青木正明さん(62)がそれぞれ育てたハトが、総合の上位4席までを独占した。2人はともに日本伝書鳩協会中部支部連盟諏訪支部の会員。単一支部による上位独占は「諏訪支部では初めての快挙で、他支部に広げて考えてもまれではないか」という。

品評会は日本伝書鳩協会が主催して毎年開いている。生後年や雌雄、レース経験による8部門に分かれ、体のバランスや筋肉の付き方、羽の状態などを審査し、部門順位を決定。さらに各部門1席による総合順位を決める。

今大会には全国の愛鳩家が自慢のハト合わせて70羽余を出した。小松さんのハトは成鳩中距離雄の部、雌の部、青木さんのハトは成鳩長距離雄の部、若鳩(記録)雌の部でそれぞれ部門1席に輝き、総合では小松さんが1、4席、青木さんが2、3席を獲得した。

小松さんは生来の動物好きで、遠く離れた場所から鳩舎目指して長距離を飛ぶ伝書バトの魅力を知り、中学高校時代から親しんだ。郷里を離れていた大学時代の休止を経て、医院を開業した1982年からレースバトの繁殖や飼育を再開。通算約40年のキャリアがある。同品評会での総合1席は第36回、第39回大会に続いて3度目で、「久しぶりの1席はうれしい。ハトを育てて飛ばすという魅力が多くの人に伝われば」と話す。

中部支部連盟諏訪支部長を務める青木さんは、小学生時代から半世紀を超える愛鳩家。「個人的には仲間でライバルでもある小松さんに勝ちたいと思っていたのでちょっと残念」と笑いつつ、「会員がレベルの高いハトを育てている支部として、諏訪の名を全国に知ってもらえたはず。かつての愛鳩家がこの世界に回帰したり、若い人たちが仲間になってくれるきっかけになればうれしい」と話している。

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