諏訪南リサイクルセンター 候補地に「埴原田」

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諏訪南リサイクルセンターの候補地=茅野市米沢

諏訪南行政事務組合は8日の組合議会特別委員会協議会で、茅野市、富士見町、原村の資源物や不燃物などの処理、保管を行う新施設「諏訪南リサイクルセンター」の候補地を、茅野市米沢の埴原田地籍とする計画案を正式に発表した。地元区の同意を得た上で、2017年度の調査・設計、18~19年度の建設工事、20年度の稼働を目指す。

老朽化し、更新時期を迎えた茅野市の不燃物処理場(同市北山)と古紙類等梱包施設(同市米沢)、富士見町と原村の南諏衛生施設組合粗大ごみ処理施設(富士見町富士見)を集約する。候補地の面積は約9000平方メートルで大半が埴原田区の所有地という。既存3施設の後利用は未定。

候補地の選定をめぐっては、昨年5月に3市町村で候補地5カ所を持ち寄り、同11月に埴原田地籍を最優先の候補地に選んだ。活断層の存在や猛禽類の行動がなく、進入道路の整備が不要。解体が必要な建物もなく、優位性が高いと判断した。

敷地内には受付・計量施設と工場棟(床面積3000~4000平方メートル)を建設し、不燃物や粗大ごみを分別、処理する破砕選別設備、圧縮梱包設備、保管設備などを配置。常設のリサイクルステーションも整備する。建設には3年程度が必要として、ごみ処理基本計画の稼働目標を1年遅らせた。

新施設の処理能力は1日当たり約16トン。富士見町と原村の資源物の一部を引き続き民間委託する方針を決めたため、計画で示した施設規模(約37トン)の約4割に縮小した。民間業者の経営圧迫や自治体の財政負担を考慮したという。

処理品目は、茅野市の資源物と、3市町村の粗大ごみ、小型家電を含む不燃物、缶類、瓶類、容器包装プラスチックとなる。

事業費は約17億円を見込む。環境省の循環型社会形成推進交付金(交付率3分の1)を活用し、残りを起債と単独費で賄う。負担割合は3市町村共通分が均等割2割、人口割8割。茅野市分は同市が全額拠出する。3市町村共通分と茅野市分の比率は今後調整するという。

埴原田区への説明会は5日に行われた。協議会閉会後、組合長の柳平千代一茅野市長は取材に「地元区の理解が得られるよう区の要望を聞きながらしっかり協議をしていく」と述べた。

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