楽園信州ちの 移住希望者に“本音”で対応

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「たてしな日和」の横塚さん(前列右から2人目)と楽園信州ちのスタッフら

茅野市の田舎暮らし楽園信州ちのは10日、移住経験者が営む喫茶店など市内4店舗を移住相談協力店「楽ちのステーション」に認定し、移住交流の新たな活動を本格的にスタートさせた。移住者が実体験を通して、移住希望者(来店者)の相談に“本音”で応じる交流拠点。来年度は6店舗を追加認定し、計10店舗に増やす計画だ。

国の地方創生加速化交付金を活用した新規事業「人が人を呼ぶ」取り組みの一環。移住者が経営する「Pop’s Cafe」(玉川)、「西尾珈琲」(北山)、「cafeDESERT MOON」(豊平)、「茅野茶輪(さわ)たてしな日和」(北山)の4店舗に協力を依頼した。

各店舗は、八ケ岳や青空、家がイメージされたロゴステッカーを店内に貼り、移住支援に関するチラシやパンフレットを置く。来店者からの移住相談にも「可能な範囲」で協力する。楽園信州ちのの担当スタッフが資料や情報の提供を行い、移住希望者の課題解決の支援にも当たる。

楽園信州ちのによると、茅野市への移住相談は年々増加しているが、行政などの窓口は多くが休日の問い合わせに対応していない。移住相談ができる民間の交流拠点を設けることで、移住希望者の疑問や不安を解消し、移住促進やリピーターの増加、地域の魅力発信につなげたい考えだ。

2015年4月に開店したカフェ「たてしな日和」。東京都出身の横塚潤美さんが10年近く蓼科の別荘に通った後、蓼科の自然や多くのギャラリーの魅力を伝えようとオープンした。「私の時にもこういう場所がほしかった。移住を希望して困っている方の少しでもお役に立ちたい」と意欲的だ。

ステーションは集落内や観光道路沿い、田園地帯、森の中など。さまざまな地元の情報や移住後の暮らしに触れる環境を整えた。楽園信州ちのの朝倉寿美子企画委員長は「なじみの店ができれば移住後も安心して暮らせる。移住希望者のニーズを把握し、サポートにもつなげていきたい」と話している。

楽園信州ちのは、若者向けのガイドブックや動画も作製し、今月中にも発表する予定という。

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