滑落早大生1人死亡 阿弥陀岳南稜遭難

LINEで送る
Pocket

消防防災ヘリを降り、救急車に向かう早稲田大学山岳サークルの男子学生ら=11日午前10時48分、茅野市金沢のヘリポート

八ケ岳連峰・阿弥陀岳南稜で10日に滑落した早稲田大学基幹理工学部1年の榮隆行さん(20)=東京都練馬区=は11日、茅野署員らが救助し、消防防災ヘリで茅野署へ搬送されたが死亡が確認された。他の3人はけがや凍傷があるものの軽傷のもよう。同署が死因や事故原因などを調べている。

同大によると、榮さんは大学に入ってから登山を始めたといい、冬山の登山経験は今回が3回目。南稜に挑むのは今回が初めてだった。

同大学山岳サークルの男子学生4人は9日、原村の舟山十字路から入山し、10日午前10時30分ごろ、阿弥陀岳へ向かって南稜を登山中、榮さんを含む2人が南稜のP3(ピースリー)(約2600メートル)付近で西側斜面を約50メートル滑落したという。11日午前7時30分ごろ、茅野署山岳遭難救助隊員と諏訪地区遭対協救助隊員らが滑落場所付近で4人と合流した。

発見時、榮さんは頭部などを打ち意識がない状態だった。他の3人は歩行可能だったため、救助隊員が付き添い南稜青ナギ付近まで移動。午前10時30分ごろ、消防防災ヘリに収容し、諏訪市内と富士見町内の病院に搬送した。

榮さんは同日午後1時ごろ、消防防災ヘリに収容し同署へ搬送されたが、午後4時ごろ、死亡が確認された。

同大に提出された活動届によると、4人は9~11日に阿弥陀岳から赤岳、蓼科山へ縦走する計画だったという。

おすすめ情報

PAGE TOP