まちづくりや環境考慮 駒ケ根市が公共交通計画で素々案

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駒ケ根市地域公共交通協議会(会長・杉本幸治市長)は16日、市役所で開き、今年度策定作業を進めている公共交通の新たなマスタープラン「地域公共交通網形成計画」(2016~20年度)のたたき台となる素々案を示した。地域に適した交通体系を構築する従来の視点に加え、今後のまちづくりや観光振興なども考慮した内容。計画の基本方針について委員から異論はなく、市では今後、計画の素案をまとめた上でパブリックコメント(意見公募)を実施し、6月中の策定を目指す。

最終年度を迎えた「地域公共交通総合連携計画」(13~15年度)に代わるマスタープランとして策定。市民アンケートやヒアリング、協議会での検証を通じて現行制度の課題を洗い出し、新計画のたたき台をまとめた。

素々案では地域公共交通の課題として▽路線型バスネットワークの運行▽路線バス「ロープウェイ線」の生活路線化▽高校生の通学支援▽観光周遊等の支援―など7項目を指摘。交通不便者の生活支援では鉄道やタクシーなどの既存交通機関を活用した支援の拡大、観光振興では公共交通でアクセスできない地域を面的にカバーする仕組みづくり、周辺市町村との連携では公共交通事業の広域連携に向けた調整などを基本方針に盛り込んでいる。

杉本会長は「デマンド型乗合タクシー『こまたく』や割引タクシー券制度に移行して3年目を迎える。これらを検証して地域特性やニーズに合致した公共交通網のあり方を検討し、より良くしたい」と述べ、協力を求めた。市では5月中に計画の素案をまとめ、6月にかけてパブリックコメントを実施する方針だ。

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