2017年02月16日付

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雇用情勢の改善が続く。諏訪地方の昨年12月の有効求人倍率は1.51倍と、43カ月連続で前年同月を上回った。全国、県内でも高水準を維持している▼堅調な雇用情勢に伴い、人手不足感が高まっている。財務省長野財務事務所がまとめた昨年10月から今年1月にかけての県内経済情勢。「パートや派遣社員などの非正規社員は、募集をかけても人が集まらず、時給を上げるなどして対応している」-。企業への聞き取りから人材確保に苦心する声が聞かれる▼働きやすい職場環境を整え、地域の人材を掘り起こそうという取り組みがみられる。清掃請負などの信濃クリーンサービス(下諏訪町)は、子育て中の若い母親が安心して働ける場を提供しようと、社内に独自の託児所を開設した▼諏訪公共職業安定所では15日から17日まで、諏訪地方の介護事業所が参加してこれまでにない試みの就職面接会を開いている。介護職の人手不足解消につなげるため、就業時間など多様な働き方に柔軟に対応した相談に応じている▼少子化が進んで労働力人口が減少すれば、人材の確保とともに育成も課題となろう。本紙統合版14日付の「藤森三男教授のおもしろ考現学」が興味深い。その中で筆者は「基本は指導者が褒めることである。誰でも美点の一つや二つはあるから子供には直球で、大人にはカーブを交えて褒めて褒めて能力を開発すべきである」と説いている。

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