春近し「やしょうま」作り 諏訪市地蔵寺

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「やしょうま」のきれいな花模様の断面に笑みが広がる諏訪市の地蔵寺婦人部員ら

諏訪市岡村の地蔵寺は15日、釈迦の涅槃会(ねはんえ)に供える花餅「やしょうま」作りを行った。同寺婦人部(芦沢フサ会長)の恒例行事で、会員と一般の約30人が参加。米粉で作った桜やツバキ、アヤメ、人気アニメ「アンパンマン」の顔のきれいな絵柄に、参加者たちの顔がほころんだ。

釈迦が2月15日に差し出された粉で作った餅を口にして「おいしかった」と言い息を引きとった、との由来が伝わるやしょうま。同寺の篠崎紀久子さんの指導で30年以上続く。絵柄ごと4班に分かれ米粉2キロずつ使い、よくこねて、青のりで緑色、コーヒーで茶色などに着色した。各色を棒や板状などにして、白をベースにそれぞれの模様に組み合わせた。

直径20センチほどになった生地の断面に、アヤメの花びら、満開の桜の木などの柄がくっきり表れると「きれい」と歓声が上がった。さらに生地を太さ5センチにのばし、厚さ1センチの輪切りにした。女性たちは「1年たつと忘れるけれど、やっているうちに思い出す」「けっこう腰を入れて重労働」など会話も楽しみながら手を動かし、皿を花模様で飾った。

やしょうまを供えて法要を行い、全員で味わった。新たな参加者もおり、芦沢会長は「寒い時に大勢来てくれてありがたい。やしょうまを作ると春が近くなったと感じる」と話していた。

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