「天寄せ」求む 来月4日、初の寒天博覧会

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寒天博覧会への出品を呼び掛ける企画者の熊澤さん(左)と貝瀬さん

天寄せの腕前を競う初の「寒天博覧会 in ちの」(茅野市ミュージアム活性化推進委員会主催)が3月4日午後2時から、茅野市の茅野市民館で開かれる。オリジナルの天寄せの出品者を募っており、企画した「ちの寒天project」メンバーは「味や見た目だけでなく寒天への思いや各家庭ならではのエピソードも審査対象。多くの地元の人に参加してほしい」と呼び掛けている。

茅野市の特産「寒天」に光を当て、自然の寒気を利用して凍結乾燥させて作る昔ながらの「角寒天」の文化を継承し、新しい視点でまちづくりに生かしていく試み。茅野産の角寒天を使い、地域の人が作る天寄せを食べながら茅野の「宝物」である寒天文化の可能性について考える。

有志数人でつくる「ちの寒天project」のメンバーで、松木寒天産業(茅野市宮川)営業部長の熊澤美典さん(44)と茅野市職員の貝瀬雄斗さん(26)は、昨年10月から始まった茅野市美術館の連続講座「ちのを編む」に参加。その土地にあるものを生かしたまちづくりの事例を学ぶ中で、以前から温めてきた寒天博覧会の開催へ踏み出した。

熊澤さんは2013年に秋田県発行のフリーマガジン「のんびり」編集者の藤本智士さんから取材を受け、茅野の角寒天作りを紹介した。この縁で秋田県の「寒天博覧会」の審査員に招かれ、県民の角寒天への情熱に衝撃を受けた。「茅野でもやってみたい」と強く思ったという。

当日は2部構成。第1部の寒天博覧会は午後2時から開く。試食や出品者へのインタビューなどを予定している。第2部のトークイベントは午後4時から。「のんびり」編集者の藤本さんがローカルを発信する仕事について話す。

参加無料。出品希望者は2月中に「ちの寒天project」(松木寒天産業内、電話0266・72・4121)へ。一般の見学も歓迎している。

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