近年の諏訪響に焦点 25日に成果発表会

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2回目の発表会に向けて資料などの準備をする諏訪響関係者

諏訪交響楽団は25日午後6時から、楽団設立90年の歴史と軌跡を「講演会」「映像上映会」「演奏会」の3部構成でつづる発表会を、下諏訪町の諏訪湖時の科学館・儀象堂で開く。昨秋に続いて2回目となる催し。新たに確認できた資料を講演や映像上映の中で取り入れるほか、演奏会では現役団員が木管5重奏を披露。設立~初期をテーマとした初回に引き続き、「近年の諏訪響」にスポットを当てて歴史と魅力を掘り下げる。

諏訪響は1925(大正14)年に創設し、2015年に90周年を迎えた。これを記念して15~16年度、下諏訪町の支援金を受けて、楽団の重要記録を保存活用し、未来へと継承するアーカイブ事業を実施。世界的指揮者の小澤征爾さん、渡邊暁雄さんら一流音楽家との共演映像をはじめ、音源、写真、ポスターなど幅広い資料を整理・収集、データ化した。

発表会では、同事業の成果を紹介する。講演会は、諏訪響団友で日本音楽史アーカイブ専門家の奥平一さん=神奈川県=が「日本の西洋音楽史に連なる、諏訪響の歴史的意義」と題して講演。戦前から諏訪の地に西洋音楽の源流を通わせた関係者や楽団の礎的な取り組み、演奏を通して広がった人脈や活動、受け継がれる伝統など、広い角度から歴史的な意義に迫る。

演奏会には、21世紀の楽団を支える現役奏者の滝沢都さん(フルート)、藤森有紀子さん(オーボエ)、小口孝明さん(クラリネット)、高島沙織さん(ファゴット)、西山高志さん(ホルン)が出演。荒川洋作「メセナの丘で」、プーランク作「ノヴェレッテ」など、諏訪響が近年意識して取り上げている日本人作家の作品、現代作家の名曲など4曲を演奏する。

午後5時30分開場、6時開演。入場無料(定員は先着80人)。駐車場は下諏訪町営四ツ角駐車場か、下社秋宮前の土産店「専女八幡」駐車場がいずれも無料で利用できる。

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