諏訪市消費者の会 3月に解散へ

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今年度末での解散を決めた諏訪市消費者の会臨時総会

諏訪市消費者の会が3月31日で解散することが17日、分かった。活動拠点の市有施設「ふれあい高島」(同市高島)が3月末で閉鎖されることをきっかけに、会員の高齢化や役員のなり手不足もあって41年余の活動に終止符を打つことにした。小沢郁子会長は「苦渋の決断。残念だが仕方がない」としている。

諏訪地域の各市町村にある消費者の会が解散するのは初めて。

同会などによると、昨春に市から老朽化などを理由に同施設を閉鎖したいとの説明を受けた。その後、市から代替場所として打診された市老人福祉センターに移ることをいったんは了承したが、拠点の場所にするには難しかった上、次期の役員選出も難航した。会員は70~80代が中心で、現役員らは活動場所を移しても長く続けることは難しい―と判断。市議会12月定例会で可決されていた移転に伴う老人福祉センターの修繕費を辞退した。

17日の臨時総会で会員からは「切なくてやりきれない」などと反対の意見も出たが、賛成多数で解散を決めた。

小沢会長は取材に、「会員が高齢化し、新会員の確保が難しい中で先のことを考えて決断した。先輩方の活動で大きな成果を挙げてきたし、子どもたちによい環境を残したいとの思いが一番だった。その思いを全うしたとの気持ちはある」と話した。

同会は1975年11月に発足。マイバッグ持参運動、悪徳商法や特殊詐欺被害防止啓発、環境保全やリサイクル活動として食用廃油を使ったせっけん作りやボカシ作り、古布リフォームの講習会などを行い、市民の意識向上を図ってきた。現在の会員は約70人だが、活動に参加するのは20人ほどという。4月以降は有志が会員の家に集まり、せっけん作りなどに取り組む。

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