「かけっこ検定」試行 駒ケ根市教委

LINEで送る
Pocket

検定2級の「段差昇降」に挑戦する児童ら

駒ケ根市教育委員会は18日、子どもの体力向上を目的に策定中の「かけっこ検定」の試行を市民体育館で行った。小学生を対象にした「かけろ!駒っ子かけっこ教室」を受講している高学年の児童14人が試作中の検定に挑戦。この日の結果を参考に、講師を務める陸上男子100メートル元日本記録保持者で五輪出場経験もある中京大学陸上部監督の青戸慎司さんや市教委職員らが検定基準などを調整し、来年度の正式導入を目指す。

2013年度の全国体力運動能力調査で市内小学生の50メートル走が男女とも全学年で全国平均を下回ったことから、14年度から「かけっこ教室」を開いている。検定はこの取り組みを学校などに広げ、多くの子どもに運動への興味を持ってもらうきっかけづくりにしたいと考案した。

検定内容は、かけっこ教室でも使っている青戸さん監修の「かけっこマニュアル」を基本に、姿勢や腕振り、もも上げ、スタートダッシュ、50メートル走など。10級~1級を設定し、タイムや回数などの合格基準は低学年と高学年それぞれに設ける。

この日は、青戸さんが基本を復習する形でアドバイスしながら、10級から順番に検定を実施。児童たちは「腕をきれいに速く動かすことが速く走るこつ」「しっかり加速するまで顔は上げない」などの助言を受けながら、基準をクリアしようと懸命に取り組んだ。

赤穂東小4年の鈴木涼君(10)と弓削拓未君(10)は「難しい項目もあるけれど、ゲーム感覚で楽しめた。全部合格すると速く走れるようになる気がする」と感想。青戸さんは「検定の形を取ることで、挑戦する意欲を高める効果が期待できる。楽しみながら自然に走り方のポイントを覚えてくれれば」と期待していた。

市教委は来年度の早い段階で検定を策定し、モデル校を設定して学校での活用についての試行を行いたいとしている。

おすすめ情報

PAGE TOP