移住希望者「空き家」現地ツアー 伊那市

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伊那市内の空き家物件を見学する現地ツアーの参加者ら

伊那市は18日、移住希望者向けに空き家登録物件や移住準備住宅を紹介する初の現地ツアー「空き家物件案内DAY」を同市内で行った。同市への移住を検討している4組の家族が来訪し、市内巡りを兼ねて4カ所の空き家物件を見学。同市富県のお試し暮らし施設「田舎暮らしモデルハウス」では地元住民と交流し、地域を挙げて取り組んでいる移住受け入れの姿勢を感じ取った。

同市の空き家情報登録制度「空き家バンク」は2011年にスタートした。空き家所有者への支援は当初、過疎地域と市が指定する「田舎暮らしモデル地域」に限定していたが、移住定住促進の一環で空き家を活用するため、今年度から市内全域に適用範囲を拡大。市のホームページを使って登録物件の情報を発信している。今回ホームページ上の紹介物件が20件を超え、選択の幅が広がったことから、現地での物件案内を行うことにした。

現地ツアー参加者は都市圏の移住希望者が中心。定年後の暮らしを信州で―と考えているという大阪府内の男性(60)は移住先候補として県内の市町村をいくつか研究した上で、夫婦で参加した。同市の印象を「中央アルプスと南アルプスの両方の眺めが素晴らしい。来てみると、思った以上に住みやすく感じた」と話し、物件を紹介する不動産業者の説明に耳を傾けていた。

市地域創造課の担当者は「移住希望者にこちらに来ていただくことで、物件を見てもらうだけでなく、伊那市のことを知ってもらう機会になる。来年度も実施を検討したい」と話している。

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