無駄使い減らそう 「モノ活クラブ」が物々交換

LINEで送る
Pocket

日用品などを”物々交換”する「モノ活クラブ」のメンバーたち

日用品などを”物々交換”する「モノ活クラブ」のメンバーたち

諏訪市内外の住民らでつくる「モノ活クラブ」は、メンバー間で、日用品や食品を”物々交換”する活動を行っている。約2カ月に1度、家庭の台所で眠る品を持ち寄っては、ほしい品と取り換える。原則、金銭のやり取りはなく「かつての、隣近所でおすそ分けした、もったいない精神」を大切にする。家庭での片付けが進むほか、無駄使いを減らすといった生活習慣の見直しを図ることにつながっているという。

■持参品の価値”見える化”

昨年9月に活動を始めたばかり。”物々交換”の仕組みは模索中だ。現在は、持ち寄った品の価値をプラスチック製コインで”見える化”させる。メンバーは、持参した不用品を同クラブに寄付、代わりに受け取ったコインの数だけ、気に入った品と交換できる。会場は、JR上諏訪駅近くのまちづくり活動拠点施設「すわまちくらぶ」。たまたま立ち寄る人もいて、持参品がない場合に限っては、例外として格安で販売する。

「不用品を見極める力を養い、生活習慣を見直すきっかけにしてもらおうと企画した」と話すのは、同会代表で、諏訪市在住の整理収納アドバイザー、藤森妙子さん。仕事柄、賞味期限の過ぎた食品を前に後悔する人、もらった日用品の扱いに困惑する人たちの姿を目の当たりにしてきた。物を無駄にしないための解決策として、「もらう側も喜ぶ」”物々交換”を企画。実行に向け、主宰する整理収納教室の生徒らに呼び掛け、同クラブを立ち上げた。

■衝動買いせず品定め心掛け

活動4回目となった15日。メンバー約10人が洗剤、タオル、缶詰、菓子類など、さまざまな品を持ち寄った。茶葉の代わりに、サバ缶などを手に入れた40代の女性は「満足。自分には不用でも、他の人が使ってくれるのがうれしい」と笑顔。「(活動を通じ)衝動買いせず、じっくり品定めするよう心掛けるようになった」と話した。

物品の引き取り手がいない場合は、バザー用品として提供。タオルは、再利用してくれる福祉施設に寄贈してきた。藤森さんは「多くの人に参加してもらい、諏訪市外にも取り組みを広げていければ」と願っている。

おすすめ情報

PAGE TOP