4季連続「明けの海」 八剱神社で注進奉告祭

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神事を終え、拝観式で使う予定だったしめ縄をたき上げる八剱神社の関係者

諏訪市小和田の八剱神社で18日、今冬の御神渡り(御渡り)の結果を神前に告げる注進奉告祭があった。総代や古役ら40人余りが参列。いったんは諏訪湖が全面結氷したものの、寒気が続かずに御神渡りは出現しなかったとし、4季連続で「明けの海」となったと奉告した。

諏訪湖は1月25日に全面結氷したが、その後、雨が降ったり3月並みの陽気が続いて一気に解氷が進んだ。宮坂清宮司は「寒気続かず、やがて解氷し、明けの海となり御渡りござなくそうろう」と読み上げた。

平成元年以降の明けの海は21回目となった。宮坂宮司は神事後、「諏訪湖にも地球温暖化の影響が表れているのだろう。ただ、明けの海も一つの結果。記録にとどめて後世に伝えたい」とし、「奉告祭を一つの区切りとして、季節の移ろいに思いを馳せ、喜びあふれる春を迎えたい」と語った。宮坂英木大総代は「寒暖差が激しすぎた。来年こそは御渡りが現れて氷上拝観をしたい」と話した。

奉告祭に続いて、結果を記した注進状を諏訪大社に奉納した。内容は大社を通じて宮内庁に言上、気象庁に報告される。

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