高遠の国道361号 1カ月半ぶり通行再開

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全面通行止めが解除され、片側交互通行での往来が可能になった国道361号

県伊那建設事務所は21日、1月8日の土砂崩れで通行止めになっていた伊那市高遠町西高遠の国道361号の通行を再開させた。 伊那市中心部と同市高遠町とをつなぐ基幹道路の分断により県道への迂回を余儀なくされて、1カ月半が経過。 復旧を待ち望んでいた商店主やドライバーからは「不便さが解消され、うれしい」「にぎわいが増した」などの喜びの声が上がった。

午前10時に、約530メートル区間での全面通行止めを解除。うち約150メートル区間を、3月31日までの予定で片側交互通行とする規制に切り替えた。解除前に待機していた車約10台が、交通誘導員の案内に従って進んだ。

国道沿いに店が集中している高遠の商店街。通行止めにより通過車両は激減し、売り上げに影響が生じた店も少なくなかったとされる。「通行止め期間中は開店休業状態だった」と振り返る菓子店の50代の女性店員は「車の往来が増え、華やいできた。かき入れ時の花見時期までに間に合ってよかった」とほっとした表情。

国道を通って町に入った50代の男性は「迂回路を通るよりも格段に時間が短縮できた。やっぱり便利ですね」と歓迎。ただ、「現場を通行する時は少し心配」と不安感をにじませた。同事務所維持管理課は「調査結果に基づき、来年度以降も追加対策工事の実施を検討する」としている。

土砂崩落箇所の応急工事では、崩落面にモルタル吹き付けを実施するなどし、21日までに完了。同区間で崩落以前に予定していた別工事に入ったため、一部区間を3月末まで片側交互通行にしている。

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