中川村 家庭相談員を配置へ

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中川村は新年度から、家族の問題について住民が相談できる「家庭相談員」を村保健福祉課に配置する。家庭内の問題に直接対応し、家族の悩みを緩和する役割。新年度一般会計当初予算案に人件費など236万円を計上した。村では「年々、相談件数が増えている。現行の体制では対応が難しく、教育委員会とも相談して専門に携わる相談員の配置を決めた」としている。

同村では、数年前から子どもに限らず成人の家庭内ひきこもりについて相談を受けるようになった。成人のひきこもりでは、親が高齢化して対処が困難なケースや、就労しないことによる将来的な経済不安などが予想されるため、家庭相談員が家族と連携してひきこもり者の社会参加を促す役割を担う。

この他、母子家庭で親子の関係がうまくいかないケースや家庭内暴力、家庭の貧困などの相談も受ける。同課では「こうした諸問題では最悪の場合、虐待などにつながる恐れもあり、外部から相談員が介入することで、未然に事故を防ぐことにもつながる」としている。

家庭相談員は、必要に応じて民生児童委員や生徒児童の問題に対処する村教委の教育相談員などと連携する。特別な資格は不要だが「これまで多くの人と接したり、豊富な人生経験をもつ人材に担ってほしい」(同課)と望み、新年度に向けて人材を確保する見通しだ。

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