富士見町 高齢者の健康拠点新設

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「運動スポット」として活用していく予定の恋月荘西棟

富士見町は来年度、高齢者の健康増進と交流の拠点を、富士見高原病院の隣接地に開設する。体力作りをしたり、囲碁や将棋など娯楽を楽しんだりして、介護に頼らず元気に暮らすお年寄りを増やすのが目的。今年5月に同町境へ移転する特別養護老人ホーム恋月荘の空きスペースを活用し、秋の開所を目指す。

町内では初の施設で、団塊の世代が後期高齢者となり、社会保障費の膨大が予想される2025年問題を見据え、健康寿命を延ばす施策。理学療法士ら運動の専門家を配置し、筋力作りやストレッチなど健康づくり教室を開き、利用者が自由にトレーニングや体操などをできる器具も備える。「運動スポット」事業と名付け、17年度一般会計当初予算案に事業費約4500万円を盛った。

開設する建物は恋月荘の西棟(平屋建て約570平方メートル)で、このうちの一部を同病院から借りる。

終日自由に過ごせる娯楽と交流のスペースでは、利用者同士の歓談や趣味の仲間づくりを通じて心の健康維持に期待。町地域包括支援センター職員が常駐し、生活や健康上の悩み、困りごとの相談に随時応じる。

町は事業の実施に当たり、町教育委員会とも連携し、「健康づくりへの意識を高め、生涯にわたる運動の習慣付けのきっかけを提供したい」考え。病院や役場、大型スーパーなどが間近にあり、「訪れやすい好立地で、相談もしやすくなると思う。心身両面でお年寄りをサポートしたい」としている。

町の事業の実施に合わせ、同じ建物内で町内の民間福祉事業者2社が、障がい者の生活支援や障がい児の放課後の受け皿となる施設を開く計画もあり、高齢者と障がい者の福祉向上のための複合施設となる予定だ。

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