伊那市 合葬式墓地近く完成

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伊那市営霊園に整備が進められている合葬式墓地「仙望の丘」

伊那市が、同市ますみケ丘の市営霊園に建設していた合葬式墓地「仙望の丘」が近く完成し、3月1日から申し込みを受け付ける。一つの墓に遺骨を共同で埋葬する専用施設で、上伊那地方の自治体では初という。申し込みの受け付け開始に先立ち2月26日に現地見学会を行う。

合葬式墓地は納骨後の管理が不要で、将来的に墓を受け継ぐ人がいない場合などに適しているとされる。少子高齢化や核家族化、非婚化など家族形態の変化や、墓に対する考え方の多様化に伴いニーズが高まっているという。自治体にとっても墓の管理者がいなくなった無縁墓の増加による墓地の荒廃や管理料の未納を防ぐといったメリットがあるとされる。

市は昨年秋に着工し、墓となる建物や献花台、墓誌台などを整備。3月中の完成を予定している。

埋蔵方式は2種類で、いずれかを選択する。「個別埋蔵方式」は許可日から15年間は合葬式墓地内の個別埋蔵場所(棚の区画)へ骨つぼを収蔵し、その後、共同埋蔵場所(地下埋蔵場所)へ遺骨のみを埋蔵する。棚は192区画設ける。「共同埋蔵方式」は直接、共同埋蔵場所へ遺骨のみを埋蔵する。

申し込めるのは同市に住民票か本籍がある人で、市営霊園内の一般墓地を使用していない人(合葬式墓地を使用する場合は一般墓地の返還が必要)。使用料は1体につき個別埋葬方式が住民票がある人15万円、本籍がある人22万5000円、共同埋蔵方式が住民票がある人5万円、本籍がある人7万5000円。使用料以外の管理料など将来的な経費はかからない。

申し込みを受け付け後、使用者の資格審査を行い、使用許可証を発行する。希望者は墓誌名として好きな文字などを自分で石板(縦20センチ、横10センチ)に刻み、墓誌台に掲示できる。石板は使用許可時に無償で進呈する。墓参りは墓地正面に設けられた参拝場所で行う。共同埋蔵後の遺骨の返還はできない。

現地見学会は午前10時~正午と午後1~3時。市の担当者が使用方法や申請方法について説明するほか、建物内部も見学できる。

申し込み、問い合わせは市生活環境課(電話0265・78・4111)へ。

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