柿を健康食品に 米田金沢大名誉教授が提案

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駒ケ根市と竜東あんぽ柿研究会は23日、会員らが生産する柿に含まれる成分やその効用について学ぶ勉強会を、同市中沢のJA駒ケ根東支所で開いた。金沢大学(石川県金沢市)の米田幸雄名誉教授が、骨の健康維持などに役立つ成分が駒ケ根産の柿の皮に大量に含まれていると報告し、健康食品として利用していくことを提案した。

市は前年度から、市内で生産する農産物に特徴的な成分が含まれていないか調査を進めている。昨年、同研究会が独自ブランドとして販売を始めた駒ケ根あんぽ柿など柿の成分についても調査を依頼。勉強会では骨の健康に役立つという成分「ベータ・クリプトキサンチン」が豊富に含まれていたことに着目し、効用のほか製品化に向けたアドバイスなどがあった。

米田名誉教授は、同成分を干した柿の皮から大量に検出したと報告し「桁はずれた量で私も検査結果を疑った。世界的にみても例がないのでは」と指摘した。同成分は骨粗しょう症を中心に肝機能障害、糖尿病に有効とされ「ガンを予防する効果があるとも言われている」と説明した。

皮を乾燥させ粉末にした健康食品として発展させていくことも提案し「粉末をあんぽ柿にまぶし機能性が高い商品としての付加価値をつけてはどうか」と呼び掛けていた。

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