2017年02月25日付

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みなさん、昨日は午後3時に退社できましたか?。「はい」という答えがどの程度あるのか、あるいは「つまらない質問をするな」と罵声が飛んでくるのか。何とも推量の難しいことが始まった▼政府と経済界が旗振り役で推進するプレミアムフライデー。月末金曜日の仕事を早めに切り上げることで消費を喚起し、働き方改革につながることも期待されるイベントだ。午後3時は児童生徒の下校時間より早いが、確かに「プレミアム」感は演出できる▼要は時間ではなく、「早めの退社」意識を経営者にも従業員にも持ってもらうことが趣旨なのだろう。いつもより早く退社して買い物や飲食を楽しみ、あるいは土日にかけて2泊3日の旅に出る。多くの人が楽しめば狙い通り、消費拡大につながる▼その経済効果に期待を込めているのは、小売りや飲食などのサービスを提供する側だ。諏訪地方でも居酒屋が開店時間を早めたり、ショッピングモールでは各テナントが商品の割引やオリジナルグッズのプレゼントなど特別企画を用意した▼この「プレ金」を、今から半世紀前に始まった日本での週休2日制の歴史になぞらえた人がいた。大企業から中小企業へと広がり、1992年には公務員も完全週休2日になった。2002年からは公立学校にも週5日制が導入された。「プレ金」も同じように定着していくのか、今後の動向を注意深く見守っていこう。

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