ゲレンデ外は登山届を 諏訪地区遭対協

LINEで送る
Pocket

スノーシューでバックカントリーに向かう人たちに登山計画書の提出を呼び掛ける隊員たち

ゲレンデ以外のバックカントリーでスキーやスノーボードなどによる遭難事故が全国的に多発する中、諏訪地区山岳遭難防止対策協会(遭対協)は26日、茅野市郊外の車山高原スキー場に冬山相談所を開設し、登山計画書の提出や無理のない行動、スキー場のルール順守を呼び掛けた。

スキーヤーらを対象にした冬山相談所は昨年2月のピラタス蓼科スノーリゾート(茅野市北山)に続き2回目。バックカントリーでの遭難事故を担当する諏訪地区遭対協スキー救助隊(約40人)の後町永志隊長(66)=同市湖東=ら隊員3人が、リフト乗り場などで啓発活動を展開した。

救助隊によると、諏訪地区では近年バックカントリーに関する出動はないが、雪崩や立ち木衝突、ホワイトアウトなどによる道迷いに遭遇するリスクが高く、県内でも遭難事故が発生している。相談所では、パーティーによる入山や、ビーコンやシャベル、GPS、ヘルメットなどの携行、登山計画書の提出を促した。スキー場利用者には滑走区域内での利用徹底を訴えた。

スノートレッキングで訪れた埼玉県日高市の三浦晋さん(52)、洋子さん(50)夫妻は「誰も歩いていない雪原に踏み込めるのが魅力。防寒対策と悪天候時に途中で引き返す行動を心掛けています」と語った。後町隊長は「バックカントリーは整備されていないので雪崩の危険性が非常に高い。登山計画書の提出や早めの行動をお願いします」と話していた。

スキー救助隊は霧ケ峰、車山、蓼科、富士見の4班で組織。冬山相談所は各地区持ち回りで年1回開く計画という。

おすすめ情報

PAGE TOP