上野大根今季は”貴重” たくあん漬け完成

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上野大根のたくあん漬けを桶から出し、箱に詰めていく地元加工組合の女性たち

諏訪市上野地区の特産・上野大根のたくあん漬けが出来上がり、県道諏訪辰野線沿いにある加工所で1日、箱詰め作業が始まった。地元9軒でつくる加工組合のメンバーが漬け桶を開封して20本ずつ箱に入れ、諏訪、上伊那地方を中心とする予約注文者に届ける準備を進めている。

昨年9月の天候不順の影響で不作となり、加工数は例年より1万本少ない1万5000本にとどまった。平林昭良組合長(74)は「欲しかったけれど、購入予約ができなかった人も大勢いた。来季は豊作を期待したい」とし、「不作だったが、たくあん漬けはおいしく仕上がった」と味に太鼓判を押した。

昨年11月から収穫したての大根を天日で干し、ぬかや柿の皮、ナスの葉などとともに約3カ月間漬け込んだ。注文者には5日午前9時~午後3時に同所で引き渡すほか、農協配達や郵送で今月上旬に届けられる。5日は上野大根のわっこ漬けや上野産の豆類も販売。高島城祭での直売も予定している。

「諏訪湖姫」の名で品種登録される上野大根は、江戸時代に高島藩に献上されていた歴史があり、「信州の伝統野菜」にも指定されている。昔ながらの味と歯応えが魅力-と根強い人気がある。

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