富士見で24時間訪問介護・看護 町社協

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富士見町社会福祉協議会(森山誠会長)は1日、訪問介護・看護を24時間、回数や時間に制限なく定額で受けられるサービス「24時間ケアサポートふじみ」を始めた。町社協によると、24時間対応の介護保険サービス「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」の実施は諏訪地方では初めてという。同サービスの拠点を置く、同町立沢の福祉施設・一本松の家で「開所式」を行った。

サービスを受けられるのは介護保険制度で要介護1~5の認定を受けた人で、町内の対象者は693人(昨年12月末現在)。

従来、町社協が提供していた訪問介護サービスは、1日1回、夜間は午後10時ごろまでの訪問が一般的で、制度上、1回の訪問時間が「30分以上」との要件もある。このため要介護者が自宅で1人暮らしを続けることは難しく、高齢夫婦世帯や、家族が仕事などで長時間不在になる昼間独居世帯への支援としては不十分だった。また、介護、看護いずれも所定回数以上や深夜の訪問はその都度、利用料が加算されるため、経済的負担も大きいという。

新サービスは、現行サービスの隙間をなくした仕組みで、富士見高原医療福祉センターが提供する訪問看護サービスと連携し、介護、医療の両面から24時間、1日に何度でも介護士や看護師らの訪問を受けられる。

料金は要介護度によって異なり、自己負担1割の人の場合、要介護1は初回月額約1万500円、要介護5で同3万1300円ほど(いずれも介護、看護サービス合算)。

サービスの利用に当たり、テレビ電話や音声通話のできる専用の通報装置を無償で貸し出す。「ベッドから転落した」「具合が悪い」といった緊急時の救援から、生活上の小さな悩み、困りごとまで専門職員が24時間、通話対応し、状況により訪問する。スタッフから安否確認の電話をするサービスも併せて行う。

同事業にあたる職員は6人。初年度で20人ほどの利用を見込み、エリアは八ケ岳山麓の別荘地帯を除く町内一円と、原村、茅野市金沢、御狩野地区一帯。

開所式で森山会長は、「介護や医療の支援を必要とする人の在宅での生活を丸ごと支えることができる。住み慣れた家で安心して暮らせる願いを一人でも多くかなえたい」とあいさつした。

同サービスの問い合わせは電話0266・78・5551へ。

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