岡谷小閉校プロジェクト 寄付の返礼品完成

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岡谷市のまちづくりグループ「だもんで」(清水千大代表)が取り組んだ「閉校する岡谷小を心に刻むプロジェクト」で、集めた寄付金の返礼品として製作していた時計やオルゴールが1日までに完成し、発送を始めた。時計は旧岡谷小学校北校舎裏のアカシアの木を利用、レーザーカッターで刻んだ校章入り。オルゴールからは旧岡谷小の校歌が流れる。清水代表は、「予定より半年ほど遅れてしまったが、寄付していただいたみなさんの思い出に残るものができたと思う」と感謝している。

同プロジェクトでは2015年9月から11月まで、インターネットを利用した「クラウドファンディング」で、200万円を目標に募金活動を実施。最終的に旧岡谷小の卒業生や統合校の卒業生ら市内外の142人から202万円が集まった。この資金を活用して昨年12月、統合校の岡谷田中小と神明小の児童と教職員全員約900人に卓上型時計の製作体験を行った。

募金活動では、寄付者に1口1万円で卓上型時計、2万円で時計とオルゴールを返礼品として贈ることを約束。だもんででは、昨年1月末に目通り直径70センチほどのアカシアの木を伐採し、時計用に加工する準備を進めていたが、木の乾燥に予定より半年ほど余分にかかり、完成が遅れていた。

出来上がった卓上型時計は12センチ四方で厚さ1.5センチ。木目も美しく、重みもある立派な造りに仕上がった。文字盤部分には旧岡谷小の校章のほか、寄付者の希望で旧田中小や神明、川岸、長地の各小学校の校章を刻んである。木工やレーザーカッターによる加工はすべて、だもんでのメンバーが担当した。オルゴールはケースに校章と「142年間ありがとう」の文字を刻んだ。

最終的に卓上型時計は116個、オルゴールは38個、5万円以上の寄付者に贈る大型の24センチ四方の壁掛け時計を8個製作。プロジェクトでは統合校の岡谷田中小と神明小にもそれぞれ壁掛け時計を贈るが、岡谷田中小の校章が未定のため、決まり次第贈ることにしている。だもんでの清水代表は、「時計を見るたびに旧岡谷小のことを思い出してもらえたら」と話している。

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