業況判断が悪化 諏訪信金景気動向

LINEで送る
Pocket

回答全社の自社業況判断DIの推移

諏訪信用金庫(岡谷市)は、1月末調査の「諏訪地方の景気動向」をまとめた。全産業の3カ月前と比べた業況判断DIはマイナス7・3で、前回調査(昨年10月末)のプラスマイナス0から悪化した。ただ、3カ月後の業況予想DIはプラス6・2と前回のマイナス4・7を10・9ポイント上回り、好転を予想する企業が多くなっている。

調査は諏訪地方250社を対象に、194社から回答を得た(回答率77・6%)。DIは、自社の業況が「好転」と答えた企業割合から「悪化」と答えた企業割合を引いた数値。3カ月前と比べ、「好転」とした企業は18・0%、「悪化」が25・3%で、「横ばい」は56・7%だった。

製造業の業況判断DIはマイナス3・8と、前回のマイナス0・8から3・0ポイントの悪化となった。省力化機械関連は受注が活発な一方、国内向け自動車部品関連は低迷状態が続くなど、取引先や製品によって格差がみられる。先行きに関し、米国トランプ政権の動向を懸念する声が自動車関連業界を中心に多く聞かれる。

非製造業の業況判断DIはマイナス14・7で、前回のプラス1・6から16・3ポイント悪化した。寒暖差が激しかった天候に加え、野菜や牛肉などの高騰で消費意欲が高まらなかったことなどが商業、観光・サービス業に影響した。建設業は横ばい状況となっている。

雇用状況では、諏訪地方の有効求人倍率が高水準で推移していることに伴い、全業種で人手不足感が表れている。経営上の課題として多くの企業が「労働力確保」を挙げている。

おすすめ情報

PAGE TOP