岡谷市と茅野市 教育ローンの負担を軽減

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大学などに子どもが進学する際に借りた教育ローンの負担を軽減する「大学等進学資金利子補給制度」を、岡谷市と茅野市が創設する。金利のうち0・5%を公費助成し、子どもが市内に帰った場合はさらに0・5%助成分を増やす。新年度から受け付けを始める予定で、子育て世帯の経済的支援や若者のUターン促進、医師の確保を目指す。

諏訪信用金庫と諏訪6市町村が結ぶ連携協定に基づいて、地方創生を推し進める公民協働の取り組み。諏訪信金の「すわしん教育ローン『みらい応援隊』」を利用した世帯が対象で、諏訪地域に居住する人であれば、取り引きに関係なく活用できる。

利子補給の対象となるのは、四年制大学、短大、専門学校、医学部・薬学部への初年度納付金(入学金、1年目の授業料、施設費、実習費など)に充てる教育ローンで、限度額は1000万円以内。金利は年1・2%(変動金利)。諏訪信金は「お金が掛かる初年度を応援するのが地元金融機関の役目」として、初年度納付金に限って金利を通常の年2・3%から1・1%引き下げて提供する。

両市が行う利子補給は、市税を完納している市内在住者が対象。期間は16年以内。利子補給の上乗せは、子どもが卒業後、市内に帰還した場合に対象になる。遡及(そきゅう)対応はしないという。

岡谷市は、市議会で可決された2016年度一般会計当初予算に事業費50万円を計上。借入額100万円を80世帯、1000万円を2世帯が利用すると想定した。医学部進学を支援して医師確保にもつなげたい考えだ。茅野市は100万円を40世帯が借りると見込み、16年度一般会計当初予算案に事業費20万円を盛った。市議会で審議している。

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