峠の茶屋 伸和コントロールズに売却

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茅野市は、伊那市と共同所有する国道152号杖突峠にある観光施設「峠の茶屋」(茅野市宮川)の売却先を伸和コントロールズ(本社・川崎市、幸島宏邦社長)に決めた。建物の売買金額は1700万円。今月中に建物売買契約、所有権移転登記、土地転貸借契約を行う。3日の市議会全員協議会で報告した。

峠の茶屋は1984年建築の鉄骨造2階建て(延べ床面積466平方メートル)で、前所有者からの申し出を受け、2001年12月に茅野市と高遠町(現伊那市)が共同で取得した。伸和コントロールズは12年4月にリニューアルオープンした際にテナントとなり、現在は1階でそば店、2階で喫茶店を運営している。

建物の売却は市有財産のスリム化を図り、峠の茶屋に民間活力を導入する狙い。購入希望は同社以外になく、同社の企画提案を選定委員会(委員長・樋口尚宏茅野市副市長、8人)が審査し、両市長が最終決定した。「観光振興拠点として『峠の茶屋』を活用し、地域活性化に貢献する強い熱意がある」と評した。

同社は取材に対し、そば店と喫茶店を継続営業する意向を示した。「杖突峠からの絶景を楽しんでいただける施設整備を検討している。伊那市のジオパークと茅野市の縄文を学べる展示ルームを設けるなど、両市の魅力ある資源をつなぐ観光振興拠点にしたい」と語り、ブランド力と集客力の強化に意欲を示した。

売却額は負担割合(持ち分)に基づき、8割が茅野市、2割が伊那市の収入になる。

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