「ほおずっくジャム」商品化 富士見高園芸科

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食用ほおずきジャムをPRする杉本さん、鳥羽さん、菊池さん、米津さん(左から)

富士見町の富士見高校園芸科の生徒が栽培した食用ほおずきがジャムとして商品化され、同町富里にある同校アンテナショップ「ふじみの森」で販売が始まった。同校で生産される農産物が加工製品になるのは初めてという。食用ほおずきはこれまで、生食用で販売していたが、「加工品にすることで年間を通し、より多くの人に違った味を楽しんでもらえる」(同校)としている。

同校は授業の一環として食用ほおずきを栽培し4年目。商品化は同校同窓会副会長でトマトや食用ほおずきなどの生産農家、小平邦雄さん(74)=茅野市湖東=が助言。同校はアンテナショップで直売する農作物が途切れる冬場も足を運んでもらえるメリットなどがあることから取り組むことにした。

昨年、例年の3倍の面積約300平方メートルで栽培。生徒が5月に苗を植え付け、茎が折れないようにネットに誘引する管理などを行い、7~11月に収穫。約70キロの収量の一部を冷凍保存し今年1月、小平さんに紹介された諏訪市の食品加工業者に納入した。ジャム160個が出来上がり、2月から1個(150グラム)350円で販売している。

「ほおずっくジャム」のネーミングやラベルのデザインも生徒が考案。ふたは昨年の同校創立90周年を記念したデザインにした。

町特産野菜のルバーブを使ったカレーで地域活性化を目指す活動を先輩から受け継ぎ、今年行う園芸科2年の菊池柚葉さん(16)と1年の杉本彩花さん(16)、米津調さん(16)、鳥羽美優奈さん(16)は「甘さの中に少し酸味があり、パンにつけて食べてもおいしい」とPRしている。

同校は今後も食用ほおずきジャムを販売していく計画で、「ルバーブも含めて新たな加工食品が開発できないか検討していきたい」としている。

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