無料低額老健事業を開始 はびろの里 

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無料低額老健事業を始めた老人保健施設はびろの里

上伊那医療生協が運営する老人保健施設はびろの里(伊那市西箕輪)は3月から、無料低額老健事業を始めた。すべての人に安心して介護を受ける権利を保障するために、生計困難者など制度適用になる人に対し、利用料の減額や免除を行う。

同事業は社会福祉事業法で位置づけられた制度で、「低所得者」「要保護者」「ホームレス」「DV(配偶者、恋人などからの暴力)被害者」などの生計困難者を対象に、老人保健施設のサービスを無料または低額な料金で利用できるようにする。上伊那医療生協では、上伊那生協病院が行っている無料低額診療事業での経験を基に、懸案だった老健分野での無料低額事業に取り組むことにした。

「利用料が払えないから」という理由で介護サービスを受けられずに苦しんでいる人に、事業を足掛かりに介護サービスが利用できるようにしていくことが目的。古畑克己事務長は「はびろの里が掲げる理念の実践で、いろんな面で困っている人の介護サービスの懸け橋になるように、一定期間無料または低額にし、公的サービスにつなげるなどの橋渡しをしたい」と話している。

期間は原則として1カ月で。更新申請もできる。制度利用には所定の書類を提出した上で、適用の可否を決める審査を受ける必要がある。制度適用にならない場合でも、打開の道を探すための相談に応じる。問い合わせは「はびろの里相談室」(電話0265・77・0105)へ。

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