赤穂南幼稚園と美須津保育園 統合を示唆

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駒ケ根市の杉本幸治市長は6日の市議会一般質問で、耐震性の問題が指摘されている市内の5幼稚園・保育園について「原則建て替えを前提に計画的な整備を進める必要がある」との認識を示した。整備を進める上では、児童数の減少も考慮して「小学校区を基本に地域の実情に合わせた施設の統合・再配置の検討が必要」とも指摘。具体的には赤穂南小学校区内の赤穂南幼稚園と美須津保育園の統合の可能性を示唆し、今後、地域住民や保護者、関係者らの声を聞きながら、検討を進める方針を示した。

人口減少を見据えた市内保育園・幼稚園の統合新築について、市の検討結果を問う加治木今氏の質問に答えた。

杉本市長は1981年以前の旧耐震基準で建設された園舎について、順次耐震診断を実施してきた経過を説明。赤穂南幼稚園、北割保育園、美須津保育園、中沢保育園、すずらん保育園の5園を「耐震補強が必要な施設」と位置付け、いずれも建て替えを前提に整備する方針を示した。

また整備を進める上では、児童数の減少を考慮し、施設の統合・再配置を検討。「定員を下回る園が隣接し、施設が老朽化している場合は地域の実情と照らし合わせながら、小学校区を基本とした統合再配置について実施の可能性を検討したい」とした。

具体的には74年に建設され、市内の公立10園のうち最も古い赤穂南幼稚園と77年建設の美須津保育園の統合案について説明。来年度の入園予定者数は赤穂南幼稚園が定員120人に対して51人(充足率42・5%)、美須津保育園が定員90人に対して60人(同66・7%)といずれも定員を下回っているという。特に耐震診断の値が最も低かったという赤穂南幼稚園については「いち早く対応する必要がある」とし、統合に向けた検討を進める考えを示した。

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