「苦と難を去る」ミニ人形 小飼さん制作

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制作した人形「苦と難を去る」と小飼さん

諏訪市湖岸通り4の小飼和江さん(82)は、岐阜県飛騨地方に伝わる民芸品さるぼぼに似た、超ミニサイズの人形「苦と難を去る」作りを楽しんでいる。「豆粒ほどの大きさ。何ともかわいい」と、訪れた人たちの話題となっている。

小飼さんは手芸が得意で、高校時代には殿様や傘芸、弓持ち、御箱などが連なる「騎馬行列」を制作、全国人形展(産経新聞社主催)の学生の部で入賞した。子育ての間は夫の故康平さんが着た洋服を子ども服にリフォーム、長女には刺しゅうをして女の子向けに仕立てた。自分の時間が持てるようになると漆芸やペーパークラフトなど手芸の幅を広げている。

「苦と難を去る」は昨年秋、いとこから見せてもらい、愛らしさといつかは使ってみたかったフウセンカズラの種が活用されていて、早速何体か試作。5センチ四方のちりめんを縦、横三つ織りにし、たち目を中に入れて糸で止め、五色の刺しゅう糸で装飾。フウセンカズラの種を頭にした。仕上がりは15ミリほどの高さになり、剪定(せんてい)したナンテンの枝に9体ずつ乗せた。

手に取った友人は「フウセンカズラの黒い種は白いハート模様があって、まるで髪の毛と顔のよう。枝に乗せた景色は御柱を思わせる」「心が和みます」などと笑顔で話していた。

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