文出ライスセンター 機械更新工事が完了

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機械更新工事が完了したJA信州諏訪文出ライスセンター。処理能力を大きく向上させた

JA信州諏訪が、諏訪市豊田の米乾燥調製施設・文出ライスセンターで進めていた機械更新工事が完了した。乾燥機や籾摺り機など9割近くを新しくして処理能力を向上させたほか、不良米を検出して弾き出す色彩選別機を新たに導入。荷受け時の待ち時間の短縮や一層の品質向上につなげていく。13日に竣工式を行う。 

諏訪、岡谷、下諏訪の諏訪湖周3市町の生産農家約530戸が利用する施設。稼働から30年以上が経過して老朽化したため、一昨年12月から機械更新を検討。今年度通常総代会で承認され、昨年11月から工事を進めていた。

JA営農部によると、利用者の声を反映して更新計画を立てた。兼業農家の増加などで荷受けが週末に集中し、これまでは処理能力が追いつかずに長い待ち時間がたびたび発生。最も多かった「時間短縮」の要望を踏まえ、1時間当たりの荷受け処理量を従来の30トンから40トンに高めた。

色彩選別機の導入は、富士見町カントリーエレベーターに次いで管内2例目。「より品質の高い米の出荷が可能になる」としている。総事業費は約2億9000万円。国の強い農業づくり交付金も活用した。施工はヤンマーグリーンシステム、施工監理は全農県本部が担った。

9月から稼働し、湖周の主力「ひとめぼれ」などのうるち米、もち米を集荷する。同JAは「待ち時間短縮は生産者の負担軽減につながる。センターを拠点に、信州諏訪の米殻ブランドと販売力の一層の強化を図り、農業所得の増大や地域農業の振興を目指していきたい」と話している。

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