インターンシップに補助金 茅野市

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茅野市は来年度、市内外から大学生などのインターンシップ(就業体験)を受け入れた市内企業に補助金を交付する「インターンシップ促進事業補助金」を創設する。諏訪6市町村で進める諏訪東京理科大(同市)の来年4月公立化を見据え、同大の学生に限って補助金を1・5倍に拡充し、市内企業への就職と定着を図る。

創設する補助金は、学生の職業選択能力や就業意識の向上を図るとともに、インターンを通じた市内企業の魅力の紹介や優秀な人材の確保につなげる目的。学生を受け入れた企業が、学生を指導するために配置した従業員の人件費相当額を助成する。

1人1日当たりの補助額は、一般の学生(大学、高専、短大など)を受け入れた場合が1万円、諏訪東京理科大の学生を1万5000円。障がい者を6000円とした。受け入れ日数はいずれも1人当たり5日まで。高校や特別支援学校の生徒は1社につき年間1万円とする。

初年度は一般の学生と諏訪東京理科大の学生それぞれ10人程度の参加を見込み、補助金148万6000円を来年度一般会計当初予算案に計上し、開会中の市議会3月定例会に上程している。市は議決後、市労務対策協議会などを通じて受け入れ企業を募り、市のホームページで企業をPRする予定だ。

諏訪東京理科大や市によると、2016年度は県内外21社のインターンシップに学生28人が参加。このうち茅野市内の就業体験は2社、3人だった。15年度の卒業生179人のうち13人が市内企業11社に就職したという。

諏訪東京理科大の公立化に向けては、市は来年度、学生と地域、企業の交流やマッチングを進める「コワーキングスペース」をJR茅野前のベルビア内に整備する。また女子学生の増加を目指し不動産業者やアパート経営者と「女子学生専用アパート」の可能性を研究する。学生の生活支援や大学と連携したまちづくりを積極的に推進する構えだ。

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