岡谷小卒業の山寺さんイラスト展 岡谷美術考古館

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展示作品を眺める山寺浩昭さんと岡谷小児童たち

展示作品を眺める山寺浩昭さんと岡谷小児童たち

岡谷市岡谷小学校の閉校を前に、同校卒業生でイラストレーターの山寺浩昭さん(43)=松本市梓川=の「ありがとう岡谷小学校イラスト展」が19日から、岡谷市の市立岡谷美術考古館で始まる。校舎や庭で遊ぶ児童たちを描いたグラフィックデザイン作品の25点が並ぶ。27日まで。

山寺さんは校舎が取り壊されてしまう前に形に残したい-と制作活動を始めた。作品は、学びやへと続く曲がりくねった通学路「蛇道」、山道のマラソンコース、緑豊かなアスレチックなど、同校を象徴する風景を切り取った。アカシアの木立に囲まれた白い校舎や、黄金色に染まる校庭など、光と影が交差する空間に児童の姿を描き上げた。同校の閉校式典でポスターや懸垂幕に起用された作品も並ぶ。

制作に向けて毎週学校を訪れたという山寺さん。「自分の思い出のために描こうとしたが、子どもたちと触れ合ううちに、喜ぶ顔が見たくなった」と気持ちの変化を語る。描いた子どもの服装は、今と昔の体操着が混在し、「思い出の中の姿と今の子どもたちが共存している」と話す。

山寺さんは「卒業生には昔を懐かしんでもらえる作品」とし、「切り取った風景を見ることで、子どもたちの心により深く刻まれたらうれしい」と話している。

入場無料。午前10時~午後7時(最終日は午後5時まで)。

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