2017年03月14日付

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ハチなどが飛び回る時に出すブンブンという音を意味する英語が名前の由来なのだという。小型無人機・ドローンである。確かにブーンというプロペラの音が耳に残った▼伊那市でドローンに荷物を運ばせるシステムの実証実験が行われた。ハイテクに疎い身にはラジコンヘリコプターの延長のようなイメージしかなかったが、このシステムではすべて自動で離着陸したり、飛行して目的地に到着する。実験では約400メートルのルートを予定通り飛行。着陸地点で荷物を下ろし、帰還するまでのミッションを見事成功させた▼今回の実験では使われなかったが、風速・風向を予測したり、第三者の浸入を検知したりして離着陸の可否を判断する機能もある。まさに自分の頭脳を持った生き物のよう。科学技術の進歩には驚くばかりである▼基本的なシステムは車にも使われているナビゲーションやセンサーの技術が応用されているという。自動運転の実用化も近いと言われる。どれもICT(情報通信技術)やAI(人工知能)といった先端テクノロジーの結晶ということになるのだろう▼夢のような未来が広がる一方で、少し足元にも目を向けてほしいと思う。最近、続発している「アクセルとブレーキを踏み間違えた」という事故。そのたびに何とかならないものかと考えてしまう。自動運転の技術に比べればはるかに簡単そうに思えるが、素人考えだろうか。

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