諏訪圏工業メッセ 15周年記念シンポジウム

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「魅力あるSUWAブランドの創造を目指して」をテーマに意見を交わすパネラー

諏訪地方を中心にしたものづくり技術を国内外にアピールする展示商談会「諏訪圏工業メッセ」の実行委員会は14日、工業メッセが昨年で15周年を迎えた記念のシンポジウムを諏訪市文化センターで開いた。パネルディスカッションなどを行い、歩みを振り返るとともに、これからの工業メッセの在り方を考えた。

工業メッセは2002年から始まった。初年の出展企業・団体数174、来場者数1万1999人から規模は年々拡大し、昨年は出展企業・団体数412、来場者数2万7722人といずれも過去最多となった。

パネルディスカッションでは「魅力あるSUWAブランドの創造を目指して」のテーマで、諏訪地方の中小製造業の経営者ら5人をパネラーに意見を交換。工業メッセの出展成果や課題、方向性などを語り合った。

ダイヤ精機製作所(岡谷市)の小口裕司社長は「会場が狭く、老朽化が進んでいる」と指摘しながら、今後はメッセと観光を結び付けたツアーを企画することや、企業が人材を確保するために学生を呼び込む機会にすることなどを提案。共進(諏訪市)の五味武嗣社長は展示する製品、技術のマンネリ化打破に向け「自分たちが知らなかったニーズをつかんで新しい要素技術を開発していくことが大切」としたほか、「今後も継続していけばメッセ自体がブランドになる」と話した。

みやま(茅野市)の百瀬真希社長はメッセ出展が新規顧客の開拓につながったことを紹介し、「多種多様な加工技術を持つ企業の集積地という最大の強みと、風土や人柄などの感覚的なものをPRできれば、諏訪でなければ見られない展示会になると思う」と強調。県産業労働部産業立地・経営支援課の渡辺高秀課長は「メッセ、SUWAブランドを一緒に盛り上げていきたい」とし、NPO法人諏訪圏ものづくり推進機構の小坂和夫常務理事は工業にとどまらない産業連携の仕組みづくりを提言した。

諏訪地方の企業の関係者ら約100人が来場。パネルディスカッションのほか、小坂常務理事の基調講演や、今年の工業メッセに向けた出展募集の案内も行われた。

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