2017年03月16日付

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「やるなあ。すごい」と、子どもたちの活動に驚かされることが少なくない。長野日報14日付の紙面を飾ったそんな子どもたちの姿に、思わず顔をほころばせてしまう▼駒ケ根市赤穂南小の6年1組は駅弁を考案した。自分たちで育てた米と、ソースかつ丼やゴマ、野菜などを使った5種類。地元の名物や特産品を弁当にして、駒ケ根をPRしようと考えた▼伊那市長谷中3年の8人は、全員が入学以来の皆勤を続けている。3年間には体調不良などさまざまなことがあったはず。保護者の協力も受け、「全員で団結してきた」という。16日の卒業式にもそろって臨めるようにエールを送りたい▼諏訪市諏訪中は、3年生が手作りしたベンチや資料棚などの木製作品を市内の公共施設に贈った。市が進める独自教科「相手意識に立つものづくり科」の一環として製作し、日ごろの支援に対して地域に感謝する気持ちを作品に込めた。将来を担う子どもたちのこうした取り組み、思いは実に頼もしい▼2018年春卒業予定の学生の就職活動が本格化し、各地で合同会社説明会が開かれている。学生の売り手市場がいわれる中、地方の中小企業にとって人材確保は深刻な課題だ。今後、子どもたちの心を古里につなぎ留め、進学で離れても地元に戻ってくれる魅力ある地域、職場づくりをどう進めるか。社会にしても組織にしても、活性化には若い力が欠かせない。

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