伊那谷ガレット 販売1万1600食

LINEで送る
Pocket

「伊那谷ガレット」について説明する協議会メンバー

上伊那産のそば粉を使った「ガレット」による観光振興を目指す「信州伊那谷ガレット協議会」は15日、昨秋からの売り上げから算出した経済効果を発表した。イベントを含めた加盟店の販売総数は約1万1600食、販売金額は約950万円に上り、「予想以上」(同協議会)と手応えを強調。来年度は食べ歩きなどの取り組みを強化し、一層の推進を図る方針だ。

ガレットは薄く延ばして焼いたそば粉の生地に具材を包んで食べる料理。上伊那観光連盟が観光振興に向けて開いたワークショップ「旅づくり塾」をきっかけに、上伊那らしい新名物として売り出していくことになり、上伊那の飲食店などが集まって昨年9月に協議会を設立した。

加盟店は「信州伊那谷ガレット」の共通ブランドでガレットを提供。レシピは店ごとのオリジナルだが、そば粉以外に上伊那産の食材を一つ以上使用することを協議会規約で定めている。初年度は26店が加盟。同日の協議会総会で新たに4店が加入し、来年度は30店で展開していく。

経済効果は協議会として提供を始めた昨年10月から今年2月までの売り上げを集計、総会に合わせて発表した。月別では10月が1379食、11月が3255食、12月が2577食、1月が2092食、2月が2349食。店舗販売が1万544食、イベント販売が1108食だった。

観光客のほか、ガレット目当てに訪れる人もおり、「認知度が上がってきている」と分析。イベントを通じたPRや県の地域発元気づくり支援金を活用して作成「信州かみいなじゃらん」(ガレット版)の配布による情報発信の効果もあり、県外からの来店者も増えているという。

同協議会の渡邊竜朗代表は「ある店では注文数がトップになる時期があるなど予想以上の数字」と強調。「フライパンや鉄板があればすぐに始められる手軽さと、素材を問わないアレンジの多様さが魅力。『伊那谷』を丸ごと生地に包むような感じ」と話す。現在、87種類のメニューが提供されているという。

加盟店1店舗当たりの1カ月の平均販売数は100食前後のため、年間ベースの総販売数は3万300食、販売金額は約2600万円と試算。来年度はこれを目標に取り組んでいく考えで、食べ歩きマップの作成、ガレットのイベントの開催、各種イベントへの参加、小中学校における「食育」との連携などを計画している。

おすすめ情報

PAGE TOP