育てたポニー、牧場へ 高島小2年2部

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ポニーの「ごましお」と仲良く「お別れ会」の場所に向かう諏訪市高島小2年2部の児童

諏訪市高島小学校2年2部の児童22人が、昨年9月から学校で飼っていたポニーの「ごましお」(17歳の雌)が15日、借りていた茅野市内の牧場に帰った。「お別れ会」が学校近くの駐車場であり、児童は迎えに来た専用車に乗せられたごましおに、大きく手を振り涙で見送った。

屋外でものづくりをしたり、動物を飼いたいと希望。総合的な学習の時間に当たる「白紙単元」で取り組んだ。ごましおは茅野市豊平のハーモニィセンター蓼科ポニー牧場から借り受けていた。

受け入れるため柵を作り、ごましおをつなぐ杭を立て、えさ代も事前に用意。アサガオやマリーゴールドなどを種から育て、苗を参観日に販売した。一緒の学校生活が始まると、班別に土日曜日もえさやりをし、ひずめの中にたまった汚れ落としも欠かさなかった。

お別れ会に臨んだ児童は「(ごましおが)来る前は自分で行動できなかったけれど、(飼うことで)一人で行動できるようになった」などと5人が発表。全員で牧場関係者に「ありがとうございました」と大きな声でお礼を言った。

牧場長の絹川慎一さん(46)は「皆さんはいろんなことに挑戦したが、できなかったこともあったと思う」と語り掛けた。その上で「できなくてもいい。一つひとつ勉強して、できることを一つずつ増やしていってもらえれば」と励ました。

児童は専用車に乗せられるごましおを静かに見守り、出発すると、車に向って何度も手を振り、こみ上げてくる涙を何度も拭った。これまで飼育は生活の一部になっていたという。

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