子ども支援体制構築へ 県などがフォーラム

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県内の公共的活動を応援する寄付サイト「長野県みらいベース」を運営するNPO法人「県みらい基金」(長野市)と県は18日、諏訪市の市総合福祉センター「湯小路いきいき元気館」でフォーラム「子ども応援会議in諏訪」を開いた。諏訪6市町村の子どもたちに対する幅広い支援基盤を構築するため、各地で活動する行政やボランティア団体の関係者約70人が参加し、パネルディスカッションなどを通じて、今後の支援体制づくりのあり方を話し合った。

今年度から始まった県の「官民協働による居場所づくり応援プラットフォーム構築事業」の一環。同事業では諏訪地方のほかに佐久地方がモデル地区に指定されている。フォーラムは子どもの「貧困」「虐待」「いじめ」など多種多様な問題解決に向けて、行政・教育機関、ボランティア団体等が連携を図り取り組める体制づくりを模索するのが狙い。

県県民文化部の轟寛逸こども・若者担当部長が県内の子どもに関する状況を説明。大阪市西成区で「にしなり☆こども食堂」を運営する川辺康子さんが「『何で恵んでもらわなあかんねん』から始まった居場所づくり」と題して講演した。無料で食事ができる場所を定期的に開いたり、学習支援などを行ったりして子どもの居場所づくりをする活動を体験談を交えて話した。

パネルディスカッションは諏訪地域の高校生や支援する大人たちでつくる団体「ちぇんじすわみーてぃんぐ」を主宰する石城正志さん(諏訪清陵高校・付属中学校校長)が進行役を務め、轟部長と川辺さんのほか、「すわ子ども文化ステーション」の宮澤節子さん、「ふじみ子育てネットワーク」の松下妙子さん、「子どもサポートチームすわ」の宮川やよいさんがパネリストで参加。「地域でできる子ども応援」をテーマに会場の参加者と共に意見を交わした。

ディスカッションでは「場所があるからといって、子どもたちを引っ張り出すのではなく、自発的に出て行きたい場所作りが必要」「子どもたちを支援する団体がこの諏訪地方で増えることが大事だと思う。その団体の人が継続的に活動できる支援があれば」「根本的に自分たちの行う支援の質を高めるためにはどうしたら良いか互いに学び合う横の関係が必要」など、今後築き上げるプラットフォームに望むことを話し合った。

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