難民問題テーマに模擬投票 赤穂高校

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模擬投票を体験する生徒=赤穂高校

赤穂高校(駒ケ根市)は21日、1年生約230人を対象に主権者教育を同校で行い、国政選挙を想定し、難民や移民の受け入れの可否を争点とした模擬投票を行った。教員3人が候補者役となり、生徒が演説を聞いて自分の判断で一票を投じた。国際問題となっている難民や移民に対する日本社会の在り方について考えた。

世の中の動きに関心を持ち、自分の意見を持てるようにする現代社会の授業のまとめとして実施した。生徒は立会演説会後に会場内に設けた投票所で候補者の氏名を書き込み、投票した。県や同市などの選挙管理委員会が協力し、投票事務や開票作業は生徒会選管が担当した。

開票の結果、当選したのは「激減する労働人口の穴埋め策としてまず移民を増やすべきだ」と主張し109票を集めた候補者。「言語などの条件が整っておらず、東京五輪に向けた治安維持のため受け入れに反対」との候補者は84票、「国際協調の立場から全面的に受け入れる」と話した候補者は37票だった。

当選した候補者に投票した有賀龍希さん(16)は「他の人とは違う視点で移民について話す候補者に入れた。自分の考えを反映できる選挙に面白さを感じたので、実際の選挙に向けて今から社会に関心を持ちたい」。生徒会選管の小松未歩さん(16)は「開票は責任が伴う作業だった。実際の選挙にも関わってみたい」と話した。

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