県内住宅地20年連続下落 地価公示

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国土交通省は21日、2017年の県内地価公示価格(1月1日現在)を公表した。継続調査地点の平均変動率は、住宅地がマイナス0・8%で20年連続、商業地がマイナス1・5%で25年連続の下落となった。一方で、下落幅は住宅地が0・5ポイント、商業地が0・4ポイント縮小。住宅地の上昇地は12地点増加し37地点、商業地の上昇地は0地点だが横ばいが前年から20地点増加し31点となった。

住宅地(継続調査地点205地点・43市町村)は横ばい45地点、下落123地点。上昇地点は長野市12、松本市17、塩尻市4、安曇野市1、軽井沢町3。軽井沢町は前年同様3地点すべてが上昇し、変動率は2・3%から3・2%に拡大した。

県内の下落率の高い住宅地のうち下位5位が諏訪市上諏訪菅平の1地点でマイナス3・6%。諏訪地域の市町村別の平均変動率は、岡谷市(マイナス1・8%)0・2ポイント、諏訪市(同2・0%)0・2ポイント、茅野市(同1・6%)0・5ポイント、下諏訪町(同1・5%)0・2ポイント、富士見町(同1・9%)0・4ポイントずつ、いずれも縮小した。

商業地(継続調査地点101地点・37市町村)は、横ばいが長野市17、松本市7、上田市1、飯田市1、塩尻市1、安曇野市2、軽井沢町1、小布施町1。価格の上位5位は前年と同じ長野市と松本市の5地点。

諏訪地域の商業地の市町村別平均変動率は下落率が、岡谷市(マイナス2・3%)0・1ポイント、諏訪市(同2・3%)0・5ポイント、茅野市(同2・2%)0・2ポイント、下諏訪町(同2・0%)0・5ポイント、富士見町(同3・5%)0・2ポイントずつ、いずれも縮小した。

1平方メートルあたりの県内の最高価格地点は、住宅地が新規の長野市栗田西番場「長野駅周辺第二72街区6」(11万円)、商業地が5年連続で長野市の「長野駅前(浪やビル)」(35万6000円)。

国交省土地鑑定委員会の県代表幹事によると、南信はリニア中央新幹線駅周辺などで横ばいとなってきているところもあるが、少子高齢化、人口減少の影響で下落が続いているところが多い。

今年は再開発や区画整理、整備の進んだ業務地などの観点から新規の地点が19増えた。南信では商業地で岡谷、諏訪、駒ケ根の各市に1地点、飯田市に2地点、工業地では南箕輪村に1地点が増えた。

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