2017年03月23日付

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県内には長野市、須坂市、小諸市、飯田市などに動物園がある。意外に多い印象だ。茅野市には水族館がある。各施設は子どもらが動物や魚を身近に感じられる企画を打ち出す▼須坂市動物園では今月18~20日に「代表動物選挙2017」というイベントを行った。入園者が好きな動物に一票を投じる企画で、立候補したのは飼育中の鳥13種。結果はフンボルトペンギンの「トット」がトップ。3日間の入園者約7200人のうち4割以上が投票した。なかなかの高率だと思う。イベントで動物に興味を持つ人もいたかもしれない▼諏訪市高島小学校2年2部の児童が昨年9月から育てたポニーを借りていた牧場に戻すとの記事が小紙諏訪版に掲載された。迎えの車に乗って帰るポニーとの別れを惜しみ、涙を流す子どももいたという▼小学生の時にクラスで鹿を飼った経験がある。独特の香りがする固形の餌を「コリ、コリ」とおいしそうにかみ砕く。発情期なのか突然甲高い鳴き声を辺りに響かせる。赤ちゃんが生まれ、みんなで名前を考えた。夏休みは当番が交代で餌やりに学校へ。大変だったが今となればいい思い出▼高島小の児童もポニーのひづめの中にたまった汚れを落とすなど普段なかなかできないことを体験したようだ。飼育する大変さや成長する喜び、別れのつらさ。生き物との触れ合いは多様なものを学ぶきっかけになったに違いない。

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