城鳥さんら自己PR アスリートの就職支援

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企業の担当者と面談する城鳥さん(右)ら

日本オリンピック委員会(JOC)の就職支援制度「アスナビ」の県版に取り組む県教育委員会は22日、初めて企業向けの説明会を長野市内のホテルで開いた。2015、16年の国体ソフトテニス県代表になった城鳥友里さん(21)=伊那市出身=ら県内で就職を希望するアスリート3人が、集まった28の企業に自己アピールし、担当者と面談した。

城鳥さんは上伊那農業高校出身で来年3月に日本女子体育大学を卒業予定。小学生からソフトテニスを続けてきたことで忍耐力や礼儀を身につけ、周囲への気配りなど「人として大切なことを多く学ばせていただいた」と自己紹介。「帰ってきて長野の力になりたい。引退しても指導者になりたい」と話し、県内で働きながら競技で地域に恩返ししたい意志を強調した。

県内企業への説明会は昨年JOCが開いたが、県教委主催では今回が初めて。この日は空手、ハンマー投げの選手も参加した。県教委によると選手側は今回の3人のほかに数人がアスナビに申し込んでいるという。

原山隆一教育長は、優秀な選手が県内に就職できないために流出することは「将来の指導者不足にもつながり、長野県のスポーツに大きな痛手」と述べ、企業の積極的なアスリート採用を訴えた。

6人のアスリートを抱える八幡屋磯五郎(長野市)の室賀豊社長は「採用時に一般の人より多くの情報が(競技関係者から)入ってくる。団体行動ができて、コミュニケーション能力がある」とスポーツ経験者を採用するメリットを説明していた。

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