水月公園に掘削土 国道20号バイパス工事

LINEで送る
Pocket

下諏訪町は22日の町議会全員協議会に、国道20号下諏訪岡谷バイパス第1工区のトンネル工事などで出る掘削土砂の一部を受け入れ、水月公園内にあるくぼ地状の地形を埋める盛り土として活用する方針を示した。工事全体で出る土砂予想量は約15万立方メートルで、うち1万立方メートルを受け入れる。青木悟町長は「土砂を有効利用し、将来の公園構想を見据えながら土地の利用価値を高めたい」と説明した。

土砂を入れるのは公園内の主要道路沿いで、上水道第1配水池北側。広さ約6000平方メートルの町土地開発公社保有地で、現在は公園の駐車場などとして利用している。搬入する土砂でくぼ地の地形解消を図る。

計画だと、掘削土砂は工事の進行に伴って順次運び込まれる。土砂約1万立方メートルは大型ダンプ約2000台分で、町は「10年ほどの年月をかけての搬入になる」とみている。盛り土はコンクリート擁壁などによらない自然と調和した工法で進められる。バイパスのトンネル着工時期は未定という。

搬入の前段階として花見シーズンが終わった5月以降、駐車場移転などの工事をする。国事業のため、一連の工事費に町負担はない。

全協で町は「運搬車両の安全な通行を国に要望する」と説明。議員からは盛り土後の土地の安全性を求める意見が出た。掘削土砂は残り14万立方メートルの受け入れ先が未定。国土交通省長野国道事務所は「岡谷市や下諏訪町に限定せず、公共事業などで利用してもらえる場所をさらに検討する」としている。

おすすめ情報

PAGE TOP