諏訪湖創生ビジョンに反映 全戸アンケートへ

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県は23日、来年度に策定する諏訪湖の総合計画「諏訪湖創生ビジョン」に住民の意見を反映させるため、諏訪地方6市町村の全戸にアンケート票を配布すると発表した。現状の水質や景観、親水性に対する評価、課題解決の優先順位などを尋ね、将来像の検討に役立てる。同日は計画づくりに向けた1回目の地域懇談会を諏訪市内で開き、環境保全やまちづくりに携わる団体などの意見を聴いた。

全戸配布される月刊情報誌の4月号に質問票と切手不要のはがきを折り込み、5月10日までの投函を呼び掛けていく。質問は計16項目。選択形式と自由記述を織り交ぜており、保護や復活、増殖を望む魚介類、湖で水浴をしたいかを問う内容もある。回収率を高めたいと、抽選で県PRキャラクター・アルクマのグッズが当たる特典を付ける。

創生ビジョンは、従来からの水質保全に、生態系保全とまちづくりの視点を加え、10~20年先に目指す湖の姿(長期ビジョン)を設定。それを実現するための当面5年間の基本方針を「中期プラン」として定め、各分野の施策を取りまとめる予定だ。

懇談会には団体代表者や市町村職員、一般参加者ら25人が出席。漁獲量やトンボの復活を諏訪湖創生の評価指標としたり、「地域住民が諏訪湖で活動したり、親しんだりする『諏訪湖の日』を制定すれば、まちづくりにもつながるのではないか」といった提案があった。

県と湖周3市町が整備していくサイクリングロードへの期待も大きく、「完成すれば多くの人が諏訪湖を目指してくれる」との声も。JR駅から湖畔へのアクセス向上を求める意見も出た。また、滋賀県職員を招いて琵琶湖の総合計画の説明を受けた。

次回の地域懇談会は夏ごろに予定し、今後、市町村長にも意見を聴く。地方事務所に代わり4月に発足する諏訪地域振興局が中心となり、「さまざまな機会で地域住民の意向を捉えていきたい」としている。

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