美和ダム60年の足跡 冊子「水と人の詩」が完成

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伊那市長谷の美和ダムの歴史を振り返る冊子「水と人の詩 三峰川と歩む長谷の60年」が完成した。長谷地域協議会や溝口郷づくり会、国交省などでつくる美和ダム起工60周年記念資料作成実行委員会が、起工から60年の節目を迎えたダムの足跡をまとめた。同実行委員会は22日夜、冊子を題材に、長谷の活性化を探る座談会を長谷総合支所で開く。

三峰川上流域は急峻な地形と崩れやすい地質で、江戸時代から多くの災害をもたらしてきた。ダムは治水と発電、かんがい用水の提供の多目的ダムとして1956(昭和31)年に起工し、2年後にしゅん工した。

冊子では、ダムが完成する前の洪水被害や建設中の工事現場、完成後に下流部への被害を防ぐために洪水調整している様子などを当時の貴重な写真をふんだんに使って収録。ダムの機能を維持するため現在も進められている湖内堆砂対策施設整備までの歩みを収めた。

ダム管理支所の油屋健所長は「建設からの歴史を振り返り、長谷を活性化させる観光資源としてのダムの役割を知ってもらえれば。座談会では美和ダムに何が期待されているか意見交換をする」と多くの参加を呼び掛けている。

座談会は長谷地域協の西村美里会長、溝口郷づくり会の中山勝司会長、天竜川ダム総合管理事務所の可児裕所長らが出席する。冊子は1000部を発行し、長谷全戸に配布する。

問い合わせは美和ダム管理支所(電話0265・98・2111)へ。

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