あせらず地域に溶け込んで 田口さん講演

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移住をテーマに講演する田口さん

作家でエッセイストの田口ランディさんが26日、下諏訪町新町下の喫茶店「カフェ&ギャラリーひとつぶの麦」で、移住についての講演をした。同店が町から民間移住交流拠点と位置付けられているのを受け、独自に企画。東京から神奈川県湯河原町に移り住んだ田口さんが「地方で暮らすということ」と題して話し、集まった住民や移住者ら約30人が聴き入った。

田口さんは自らの作家になったきっかけや、東京でのバブル時代を経て25年ほど前に湯河原に移住した経過を紹介。「東京とを行き来していたせいもあり、最初は地元となかなか交流がなかった」と振り返り、「8年前に発達障がいの地元団体を立ち上げてから知り合いができ、ネットワークができ、町の人たちと何かを一緒にやる場ができた」と説明。「地域に溶け込むには時間がかかる。あせらなくていい」と助言した。

講演は同店を経営する武山弥生さんと発達障がいに関わる活動を通じて以前から交流があるのを縁に引き受けた。

終了後は町内在住のフリーライター石埜三千穂さん、町議で元諏訪湖博物館・赤彦記念館長の宮坂徹さんとの3人で、移住をテーマにトーク。田口さんは昨年を含めて2回の諏訪大社御柱祭を体験したことに触れ、「諏訪はわたしにとって特別な場所」とも話した。

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