教室開催や練習会に力 諏訪市木遣保存会

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諏訪市木遣保存会は、4月から新たに市民対象の木遣教室開催や、月例練習会に力を入れるなど2022年の御柱祭を見据え、会員増強を図る。26日夜、市内の仙岳で開いた臨時総会で決めた。同会発足43年で初の女性会長に就任した竹森笑子さん(62)=南真志野=は、「会員一人ひとりの意識を高め、木やりと知識の向上、後継者育成に力を入れたい」と協力を呼び掛けた。

会員35人のうち、70歳以上が3分の1のため、30~50代の加入促進を目指す。新規の木やり教室は後継者の育成と発掘が目的で、会員が教えることを学ぶ場も兼ねる。5月9日から30日まで毎週火曜日午後7時から、城南小学校体育館で開く。毎年継続して開き、個人での練習も対応していく。

意識向上への取り組みは、諏訪大社上社と下社での学習会。大社の歴史などの知識があると、より木やりも深まり上達するとの考え。

木やりの向上については、御柱祭が近づくと熱を帯びた月例の練習を通年取り組み、4月から一般も対象に開始。これまで平日だったが、参加しやすいように第2日曜日に行う。会場も手長神社から西山公園に変更。木やり名人らによる指導で深め、意識向上も図り「感動できる木遣りを全員ができるようにしたい」としている。

御柱年が近づく4年後をめどに、同会のパンフレットを作成し、活動をアピールして会員増強を図る計画もある。

2月の定期総会の役員改選で、4役のうち女性3人が選出された。竹森会長は「保存会の一つの通過点。100年200年後も続くことを念頭に、会員を育成したい。聞きほれ、氏子の気持ちが一つになり柱を動かす木やりを上達させる。いい声のために体調管理を心掛け、助け合って取り組みたい」と意気込みを話した。

新役員は次の皆さん。(任期6年)
▽会長=竹森笑子 ▽副会長=田中和人 ▽会計=小林智波 ▽事務局=石上千奈美

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